老犬の治療(3)ー 病院選び

かかりつけの動物病院で紹介を受けた大きな病院でCT検査をするのを止めると、新たな問題が出てきました。それは、どの病院に行くかということです。

病院を4軒も5軒も行っているとワンコだってストレスが溜まるし疲れます。インターネットで情報が取れる部分もあるけれど、それが100パーセント正しいわけではなく、アーさんにとって良いかという肝心なところは分かりません。

それでもカミさんがいろいろと調べて幾つかの候補を上げました。最終的にはみなとよこやま動物病院にアーさんを連れて行くことにしました。そのプロセスを考えて、いま重要だと思うことは、「どういう治療を受けさせたいか」を明確にするべきだということです。

私とカミさんのあいだで改めて話したことはありませんが、経緯のなかで考えていたことは同じだったと思います。
  • 外科的な手術はしない。老犬なので麻酔で命をなくすことも考えられます。体にメスを入れることからくる負担をアーさんに与えたくありませんでした。
  • 延命することはしない。命の長さはアーさんの体力に任せたいと思っていました。薬のチカラなどを使って延命することは本意ではありませんでした。
  • アーさんのための治療をしたい。ワンコは言葉を話してくれません。だから何が本当にワンコのために良いことかは分かりません。でも、飼い主としての自己満足ではないけれど、飼い主の気持ちを汲み取ってくれる病院が必要でした。

「みなとよこはま動物病院」と検索すると、良い話がたくさん出てくるなかで、訴訟という物騒な話題も出てきます。一体なぜそんなことになってしまったのかは分かりませんが、私たち飼い主とアーさんにとっては、とても良い病院でした。

基本的には、上に書いた条件を満たしてくれました。途中でなくなってしまったのですが、プール付きのリハビリ施設がありました。鍼灸の先生が曜日限定で治療してくれて、アーさんがお世話になるだけでなく、家でもお灸を行いました。

火を付けて、ごくわずかな時間のあいだ、お灸が燃えます。それでどれだけの効果があるのか?は正直よく分かりません。しかし、冷たい足先が暖かくなったり、お灸によるツボの刺激で体をブルッとさせたりします。週に2-3回のペースでやっていましたが、お灸をしているあいだもアーさんはすやすや寝ていて気持ちが良さそうでした。

病院選びは人間が治療を受ける場合も難しいですが、それと変わらないほど、ワンコの病院探しは大変です。選んだ病院に違和感を感じることもあり得ます。その時に大切なのが、飼い主としてどういう治療を期待しているかだと思います。手術をして欲しくないのに、結局手術。または、その逆という意に反した展開にならないよう考えを明確にしてから、病院選びを行うことをお勧めします。



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